MZ-80BにiPhoneを繋ぐ

こちらのページを参考にMZ-80Bのライン入出力ユニットを作ってみた。用途としては外部のデータレコーダを使うというよりはiPhoneを直接繋いでPCとデータをやりとりするのが主になると思ったので、コネクタはiPhoneの4極3.5mmプラグがそのまま刺さるようにした。8255の足を乗っ取っる形での実装なので、8255自体を交換すれば元に戻る、本体を傷つけない改造だ。装着時、本体カセットデッキの再生&録音は切り離されるが、モーター等は繋がっているのでダミーのテープを入れておけばイジェクトや巻き戻しのギミックもちゃんと楽しめる。



工作中。規模は小さいけどICの足を折るので緊張する。あと4極の配線が面倒。




本体に取り付けたところ。白く見えるICが8255。まだアキバで買えるぞ! とりあえず背面の拡張スロット部分からジャックを出しているがちゃんとマウントしたいところ。



無事iPhoneからデータを読み込めました。


MZ-80Bと2000はオプションのGRAMが無いと非常にショボショボで市販ゲームや雑誌掲載プログラムもほとんど動かない上、モニタとカセットデッキがどうしても故障しがち。かなり売れた機種なので中古市場に数はあるがまともなコンディション(しかもGRAM付き)となると探すのはけっこう難しい。しかしこの改造でとりあえずカセットデッキの問題はなんとかなるので、実機に興味のある人の選択肢が広がればなぁと思う。