PIC32MXのMZ-80エミュレータ作ってみた

ランニングエレクトロニクスでしばらく品切れだったPICボード、SBDBT32が入荷されたようなのでこちらのページにあるMZ-80エミュレータを作ってみた。内容も詳細に書かれていて非常に勉強になる。すばらしいページをありがとうございます。
このボード、USBとSDカードスロットが搭載されていてブートローダーのファームウェアも書き込み済みという至れり尽くせりの製品で(ちょっと値段はお高いけど)、電源とビデオ出力、それとサウンド出力部分を作るだけでMZ-80が丸々動いてしまう。電子工作としては簡単すぎて物足りないレベル。すごい時代だ。



部品買出し。SBDBT32とSDカード以外はぜんぶ秋月。



こいつがSBDBT32。小さい。



USBとマイクロSDスロットギリギリサイズ。



完成(笑) 電子工作に慣れたひとなら30分で出来るはず。
フォントデータはフォーマットコンバータをHSPで書いてサクっと変換。



動いた!!
MZ-80のキー配列はかなり独特なので専用のキートップを作りたくなるな……

最初、ディスプレイに繋いでもウンともスンとも言わなくて焦ったんだけど、コンポジット信号の同期がうまく取れてなかったみたいで何度かリセットしたらうまく引っかかってくれた。ほんと液晶TVのコンポジットは使えない。。。さて、どっぷりMZ-80で遊んでみるものいいし、これをベースにいろいろ改造していくのも楽しそう……